さび止めと成人病予防に、エラグ酸

美白を目指して食べるなら、ざくろやベリ一系の果物(いちご、ラズベリ一、クランベーリ一、ぶどうなど)、くるみなどエラグ酸を多く含むものがおすすめです。

エラグ酸は天然の黄色い色素であるポリフェルです。

抗酸化力が高く、チ口シナーゼ(メラニン合成に関わる酸化還元酵素)の働きを抑え、メラニンをできにくくします。

また、脂肪細胞の成長や新しい脂肪細胞形成を抑制し、肝臓細胞の脂肪酸の代謝を高める働きがあるという報告から、心臓病や脳便塞など生活習慣病のリスクを下げる効果が期待されています。

アスパラガスで心身の疲れを回復!

4月から新しい生活を始めた人にとっては疲れが出やすい時期。

5月から6月が旬のアスパラガスに含まれるアスパラギン酸(アミノ酸の一種)とビタミンB1は、新陳代謝を活発にし、疲労回復や体力増強に役立ちます。

また、皮膚や粘膜を正常保ち、健康な肌をつくるのに欠かせないビタミンB2や、抗酸化作用があり肌老化予防が期待できるβーカロテン、肌のターンオーバーを促すのに必要な葉酸も含みます。

フライパンに少しの水と塩を入れてさっとゆでたり、素焼きをしたあと、塩コショウやマヨネースをつけて食べると甘みが際立ちます。

コラーゲンを摂ると肌にハリが出る?

コラーゲンが含まれる食品を摂ると、それがそのまま肌のコラーゲンになるのでしょうか?

答えはNO。口から入れたコラーゲンは、消化管で分解されてコラーゲンペプチドになり、小腸の腸管から吸収され、血液にのってからだのあらゆるところに運ばれます。

しかし、最近になってコラーゲンペプチドの血中濃度が上昇すると、コラーゲン線維をつくる線維芽細胞が刺激され、生成を促進させる可能性が報告されています。

コラーゲンの摂取量は1日約5~10g(手羽先の場合4~5本)が望ましいとされています。

さらにビタミンCを緒に摂ることで、正常なコラーゲン線維がつくられやすくなります。

美肌のために欠かせないコラーゲンですが、食べるときに糖分を摂りすぎたり、加熱しすぎたりすると、コラゲンが糖化変性するので注意を。

美肌のためにコラーゲンは毎日摂ることをおすすめします。

「スモーカーズ・フェイス」って?

今日は「世界禁煙デー」。

そこで喫煙と肌の話。

タバコを吸っている人は、吸っていない人に比べて肌の老化が早く進み、年齢より老けて見えます。

タバコは活性酸素を発生させ、肌の骨格ともいえる真皮のコラーゲン線維を細く短く劣化させます。

さらにニコチンは血流を悪くするため、肌のすみずみに栄養が行かず、新陳代謝をとどこおらせます。

エアロゾル化したタールが顔付近について黒ずんだ角栓を形成する、タール(ヤニ)が歯につく、といったことも重なり、喫煙者は特有の顔になっていきます。

これを「スモーカーズ・フェイス」といいます。

口臭、白髪、脱毛なども目立つようになり、女性ホルモンの低下によりヒゲが濃くなるなどの男性化も伴います。

喫煙はダイエッ卜になるというのも大きな間違いです。

喫煙者はインスリン抵抗性があり、高血糖状態が続きやすく、いわゆる糖化ストレスにさらされ、皮膚の黄ぐすみ、茶ぐすみを引き起こします。

また、内臓脂肪症候群の合併を増加させることも明らかになっています。

喫煙は美容への悪影響もありますが肺や食道、咽頭、胃などの悪性腫蕩と、動脈硬化、心筋梗塞、脳梗塞などの生活習慣病のリスクを高め、健康寿命を縮めてしまうおそれもあります。

海外の調査では、喫煙者のうつ病発症のリスクは、男女ともに服わない人の2.9倍になるという報告もあります。

健やかな心身のためにも禁煙はとても大切なこと。

禁煙外来に行くなど、医師の力も借りて、禁煙を実現させましょう。