大人のアトピーはストレスが原因に

「首がかゆくて病院に行ったらアトピー性皮膚炎といわれて驚いた」という20歳代の女性のように、大人になってからア卜ピー性皮膚炎と診断されるケースもあります。

もともとア卜ピー素因をもつ人が発症するのですが、きっかけはストレスであることがとても多いです。

強いストレスがかかると、血液のめぐりが悪くなったり、便秘や睡眠不足、自律神経失調症などになったり、からだにいろいろな変化が起きてきます。

すると肌のバリアも弱くなり、肌からアレルゲンが入りやすい状態が続き、炎症が起きることが考えられます。

皮膚炎によりかゆみが出ますがストレスがかかるとよりかゆみが増し、さらにかいてしまうという負のスパイラルに陥りやすいため、早めに皮膚科で相談をしましょう。

生食でビタミンCを!春キャベツ

やわらかく、生で食べたい春キャベツは3月から5月が収穫シーズンです。

ビタミンCを多く含み、大きめの葉1枚で1日の必要量の約20%を摂ることができます。

また胃腸食の粘膜を強くするビタミンUや、カルシウムの働きを助けるビタミンK、整腸作用のある食物繊維も豊富です。

今日は大阪の串カツ屋風にちぎっただけのものや、千切りにしたものを、ソースや塩などで食べてみませんか?

生で食べることで、水に溶け出しやすいビタミンCもたっぷり摂ることができます。

また、塩漬けもおすすめ。

乳酸発酵して整腸作用が高まります。

ステロイド薬って何?

自宅にステロイド薬はありますか?

虫刺されやあせもなどにも使えるため備えておくと便利な薬ですが、そもそもステロイド薬ってどういうものなのでしょうか?

「ステロイド(ステロイドホルモン)」は、もともと体内でつくられるホルモンで、男性ホルモン、女性ホルモン、副腎皮質ホルモンなどがあります。

なかでも副腎皮質ホルモンの中の糖質コルチコイドは炎症を抑える力が非常に強く、これをもとにステロイド薬はつくられています。

外用薬と内用薬があり、炎症を抑えたり、アレルギ一反応を抑える作用などがあります。

ステロイド外用薬で「火消し」を皮膚に炎症が起きている状態は、たとえば家が火事になったようなもの。

消火剤が必要で、ステロイド外局薬がそれに相当します。

すぐに塗って炎症を抑えたいところですが、ここで大事になるのがステロイド外用薬の強さです。

ステロイド外用薬は強さにより、ス卜口ンゲスト、べリーストロング、ス卜ロング、ミディアム、ウィークの5段階に分かれています。

火が激しく燃えているときにジョウ口の水で、消火しようとしても難しいのと同じで、弱いものを塗っても効きません。

そこで、皮膚科専門医は使用する皮膚の部位と症状に最適なステロイド外用薬を選択し、使用期間と頻度をきっちり決めます。

症状が改善しでも途中でやめずに、薬の強さのランクを一段下げたり、頻度を少なくして使い続け、完全に治るまできっちりと使います。

そうすると、ぶりかえしません。

自分の判断で塗るのを途中でやめてしまう人がいますが、ぶりかえしたり、こじらせたりする原因になります。

火事の火がまだくすぶっているのに、消火をなまけるようなものです。

風が吹けば、また火が燃え上がってきます。

完全に消火するまで(治癒するまで)、薬は塗り続けることがとても大事です。

炎症がおさまったあとは、保湿剤を塗って肌バリアを守り、再発を防ぎましょう。

ステロイド薬の副作用

ステロイド薬に対する異常な拒否感をもっている人がいますが、それは内用(内服・静脈注射)と外用のステロイド薬の副作用を混同しているからかもしれません。

ステロイド外周薬の副作用は、使用した局所の皮膚の萎縮(皮膚が薄くなる)、多毛(毛が伸びて濃くなる)、毛細血管の拡張などがありますが、全身への影響はありません。

これらは、多量・長期使用によって起こりやすく、薬の使用を休止するとその症状は回復します。

そこで医師は使用する場合、強さや量、使用期間に注意をはらい、使用計画を立てます。

かたや、ステロイド内用の副作用には、消化管潰蕩による腹痛や下痢、免疫低下、脂肪の異常沈着(ムーンフェイス、中心性肥満)や副腎不全、ウイルス性肝炎などがあります。

しかし、戦うべき相手(膠原病や悪性腫瘍など)に対しては、副作用に注意しながら使うべきです。

長期大量内用にあたっては、諸刃の剣であることを認識したうえで、医師は慎重に使用を判断します。